彼の話

141文字以上書きたいときに書きます

2022年上半期の人生をまとめてぼやく話

 

2022年も半分終わりますね。皆様いかがお過ごしでしょうか。毎度恒例クソ長ブログがやってきました。

◆2/13 THE ORAL CIGARETTES Hall Tour 2022「SUCK MY WORLD」@香川・レクザムホール
◆3/23 THE ORAL CIGARETTES Hall Tour 2022「SUCK MY WORLD」@東京(Day1)・東京ガーデンシアター
◆4/2  THE ORAL CIGARETTES Hall Tour 2022「SUCK MY WORLD」@大阪(Day1)・オリックス劇場
◆4/3 THE ORAL CIGARETTES Hall Tour 2022「SUCK MY WORLD」@大阪(Day2)・オリックス劇場
◆5/3 VIVA LA ROCK 2022@埼玉・さいたまスーパーアリーナ
◆5/10 HAVE A “GOOD” NIGHT vol.107~インターホンが鳴った~@神奈川・CLUB CITTA'川崎
◆5/31 DREAMLAND pre.「DREAMLAND TOUR 2022」@東京・Zepp Haneda
◆6/1 HAVE A “GOOD” NIGHT vol.108~インターホンが鳴った~@東京・Spotify O-EAST

上半期のオーラル現場は計8本で締め。お疲れさまでした。
春フェス1本しか行けなかったりして意外と少ないような気がするんですけど、1〜2月と5月〜の仕事がクソ多忙を極めており、並行して小劇場時代の推しの舞台に通ったり他にも細々とあれこれ観劇したり転職活動をしたりしていたので、冗談抜きでマジでクソほど忙しかったです。忙殺という感じ。
なので転職が決まりました!やった〜〜7月からです。ということで今日のブログは仕事と転職にまつわるぼやき、つまり2022年上半期の総括です。おもんない人生ですね。


専門的な医者に診てもらった事はないのであくまで自己診断なんですが(パーソナルカラー?)、わりとかなりものすごく日々鬱屈を抱えているタイプなんですよ。何か具体的に嫌なことがあるのかというとまあある日はあるし無い日も時々あるんですけど、その有無に関わらず心の3分の1には常に陰鬱が住んでいるというか。シンプルに言うとベースがかなりのネガティブ思考なんです(ネガべ)(?)
ただ表には出さないようにしてるし、神経はわりと図太いし、マジでヤバいラインを自分で分かっていてマジでヤバくなる前に逃げるタチなので、自分の操縦が結構上手いな〜〜と思っているんですけど(なので医者にかかりたくなった時は自分の指針を誰かに預けたくなってるんだなと思ってヤバさを感じる)
何の話?
転職の話です。転職の最大の理由はただ単に自分で自分のスケジュールを切れないっていうのが一番のストレスだったからなんですけど(時間曜日関係なく現場出動を指定されたらそこでしかなくてこちらからは調整もリスケも不可…というクソ仕様)、まあそれは下請けあるあるだと思うんですけど、それに加えてこの業種におけるこの職種ってこの先全然明るくないな〜〜という思いが強まってしまったのも結構あります。
早速ネガティブ全開な言い草だけど、そんな仕事をこれまで続けてたのって、辞めるメリットとデメリットを比べてデメリットが勝ってたから辞めてなかっただけなんですよ。よく言うけど生きてるんじゃなくて死んでないだけみたいな。で、転職することにしたのも続けるメリットとデメリットを比べてデメリットが勝ったから。「いま辞めたら大変だな」より「このまま続けてても良いことないな」に天秤が傾いたから転職した。文字にしてて思うけどマジでネガティブですね。思考のベクトルがマジで陰。
でも一応、転職先は「デメリットを感じなかったから」よりも「メリットを感じたから」決めれた感じなので(似ているようでだいぶ違うんですよ)、ただまあ話聞いただけのロクな根拠もない現状で期待を抱いても実際詰んだ時に余計しんどいだけなので、程々に。陰。
一応スケジュールはだいぶカレンダー通りになるっぽいので、そう言うと「むろさん多趣味だからいいですね!」とか「この職種の人って9割5分仕事みたいになっちゃってるから自分の時間を大事にしてね」(これは会社の事務の人から言われた草)とか言われるんですけど、じゃあ自分の時間を得て何がしたいかというと、具体的に大きな事は特に何もなくて、強いて挙げるとすれば"余白"が欲しいなと思っています。
今の生活はそれこそ9割5分じゃないけど仕事が一番比重がデカくて、一日が基本的に「仕事して帰って飯食って酒飲んで寝る」だけで休日も予定入れてないと「寝て飯食って酒飲んで寝る」だけになりがちで。(酒を減らせ) これでもまだ前職よりはだいぶ残業時間は少ないんですけど(前職は平均60〜70時間くらいだった)(ニュースになるのって100時間〜とかだし過労死ラインじゃないから大したことないっぽい感じするけど普通に全然無理です)、なんていうかこう、食わなきゃ死ぬし働かなきゃ金が無くて死ぬので最低限の生活は出来てるけど、それ以上の豊かな生活って全然出来てないな…とずっと思ってて(だから日常にない豊かさを短時間で手っ取り早く得られるエンタメを欲してるのかな〜という気もしつつ)(もちろん社畜なる前からエンタメは好きだけど)
だから具体的にあれをやりたいこれをやりたいというのはあんまりなくて、そりゃまあ平日ソワレとか行けたら嬉しいな〜とは思うけど、「仕事して帰って飯食って酒飲んで寝る」以外のなんでもない時間を作りたいんですよね。そしたらそのうちたぶん何かしら具体的にやりたい事が見えてくるかもしれないし、見えてこなくてもとりあえずそれでいいかなって思ってます。精神的にはリタイアした隠居老人です。
ところで、「好きなことを仕事にしたほうがいい」と「好きなことは仕事にしないほうがいい」私はマジで両方同じくらい言われてきたんですけど、これどっちが正しいかって永遠に答えは出ないと思うんですよね。それこそ人それぞれって話だし、時と場合にもよるし、マジで本当に一概に言えないの極みだと思うんだけど、でもどっちもよく聞いた人生でした(隠居老人なのでもう振り返ります)。
私は結構な社会不適合な人間なので、学生の頃から興味のないことを切り捨てまくってきたら手持ちの駒が無くなりすぎて、"好きなこと"しか雇ってくれない、という状態になりヤ◯ザみたいな仕事にしか就けなくなったのですが(過言)、まあそもそも興味のないことにエネルギーを割けないので結果オーライなんですが。
ただ、好きなことを仕事にしたとしても、好きなことの"どういう部分が好きか"じゃなくて好きなことを"どう楽しむのが好きか"を見極められたらミスマッチが少なくなるのかもなあ、と最近ようやく理解し始めました。サッカーをプレーするのが好きなのかスタジアムで観戦するのが好きなのかスポーツバーが好きなのか、みたいな。ライブやるのが好きなのかライブ行くのが好きなのか音源聴くのが好きなのか、みたいな。喩えがシンプルすぎてそんなんも分かってなかったのかよ感あるけど、でもこういうのって自分の身をもって体験しないと理解しているようでできてない部分が結構あると思うんですよ。知ってるのと分かってるのとは違うっていうか。

そんなこんなで、ライブに行くのが好きなのでここ最近の現場はライブばかりだったのですが、バンドのライブの時って、アイドルのライブの時とも芝居を観ている時とも違って"わたしがわたしのままそこに存在している"なあと感じます。
"第四の壁"という演劇(から派生してフィクション作品)においての概念がありまして、知らない方は適当にググっていただきたいんですけど、まあ要するに、舞台上の左右と奥を第一から第三の壁、とした時に、舞台上と客席のあいだの何もない面をイコール第四の壁とし、つまりは舞台上:フィクションと客席:現実の境界のことを言っているんですけど。たまにその第四の壁を破ってくるメタ演出とか客いじりとかもあるけど、基本的にはフィクションは第四の壁も存在するというテイで創られていることがほとんどで。
べつにライブ中とか観劇中とかのその真っ最中には、自分が自分として存在しているか…否か…とかは特に考えてないんですけど、終わった後で思い返してみると、ライブは"ライブを楽しんだ自分の記憶"があって、芝居は"観た物語"が脳裏に浮かぶんですよ。自分自身が介在していない。(と書いてて思ったけど、面白い芝居に限りますね……没頭できているからそういう記憶になるわけで………)
ライブ中、ふと天井のほうを見たくなるんです。
で、聴きながら視線をステージから上へやって、天井を見る。照明やスピーカーや装置のほかには特に何があるでもなし、なんで天井見たくなるんだろうなあと不思議に思ってたんですけど、"ライブハウスという空間にいて好きな音楽を生で聴いている瞬間"を感じておきたいのかもしれないな、、と最近気づきました。
天井というか、空間全体を見たいんだろうな。音楽が鳴る中で、照明の広がりとか、ミラーボールが回ってキラキラしているのとか、大勢のファンがそれぞれに楽しんでいる様子とか、目には見えない熱気のようなものとか。ライブには第四の壁というものはステージと客席との間にはなくて、もしかしたら客席の一番後ろの壁こそがそれなのかもしれないと思う。フロアも一体となって……とかいう言い回しもあるけど、きっとこういうことなんだろうなあと体感して改めて思ったり。
つまり、良いライブばっかりだったなと思います。どれも楽しかった。席運もかなり良かったので逆に毎回今度悪い席振られたら泣いちゃう、、と思う心の弱いオタクになったんですけど(?)、ツアーも1回最前引き当てたし、ビバラもなんやかんや数列目に入れたし、対バンの狭めの箱もめちゃくちゃ楽しかったな〜〜、、前方じゃなきゃ嫌だというわけじゃなくて、1階のほぼ最後列で好き勝手踊ってるのも楽しかったし、でも前方行けば行くほど周りも強めに盛り上がってるから好きですね、、
めっちゃ噛み締めるやん。楽しかったので許してほしい。

 

さて、下半期も徐々に楽しい予定が入ってきております。仕事は知らんけどまあ何とかなるでしょう。ならんかったら物理的に困るし。
ちなみに6月もまだ現場があって、桜木みなとさん主演の舞台「カルト・ワイン」を観に行きます。そのために爪をワインカラーに染め上げました(退職寸前にまったく呑気な人間である)。ちなみに先日「FLY WITH ME」も観に行けました。めちゃくちゃ楽しかったです。
7月は、神サイこと神はサイコロを振らないの渋公ワンマン(メトロックの配信を見ていたと思ったらチケが取れてた)と、中山優馬くん主演の舞台「ダディ」(これ絶対に面白いと思うので是非)、MANKAI STAGE『A3!』ことエーステの夏組単独公演、通称夏単(3年前の夏、SixTONESくんのデビュー決定をガン無視で狂い散らかしていた夏単)に行きます。
8月は、7 MEN 侍のサマステがあり(最高が約束されている)、灼熱のROCK IN JAPAN2022でオーラルとベガスで踊り狂い(生きて帰れる気がしない)、夏単の東京凱旋にも行き、アルカラとオーラルの対バンというこの夏一番のクソエモ現場に行きます。チケットが取れればベガスのワンマンにも行きたいです(願望)。
9月からはHiGH&LOWと宝塚という謎かつ爆上がりのコラボ(こないだガーデンシアターでその片鱗を見せられ、あ、マジでほんとにやるんだな…と思っている)「HiGH&LOW -THE PREQUEL-」が始まり、10月は9mmのワンマンとcoldrainの横アリとオーラルのパラデジャ2DAYS行きます。
真面目に転職する気ある?
ていうか隠居する気ある?書き出してみて思ったけどマジで元気ですね。一番遠い確定のスケジュールが丸4ヶ月先って、死ぬ気なさすぎて草。生きる気しかない。オタクってこうやって死にきれずに生き永らえていくのかな…っていつも思っています。

というわけで、なんやかんやで忙しいですが多少は暇になるはずなので、お知り合いの皆様方(フォロワー)におかれましてはぜひお気軽に酒や飯や酒などお誘いいただけましたら幸甚でございます。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。