彼の話

141文字以上書きたいときに書きます

久しぶりに長文ブログを書く話

 

毎度ご無沙汰しています。
いきなり本題っぽい感じなんですけど、精神的に安定したらめっきり長文を書かなくなりました。これはガチ。(なのでブログの出番がありませんでした。)

前回のクソ長文ブログを投稿したのが昨年2022年の6月中旬なんですが、その後なにがあったかというと(そのブログでも書きましたが)、転職したので、6月30日で退職し、7月1日から新しい仕事を始めていました。
そしたらもう、ストレスが激減しまして。
まあわたしがわたしであることには変わりないので、仕事以外の面ではだいたいは陰鬱として何かにキレ散らかしたり何かの悪口を言ったりしているんですが(……)、仕事のストレスというのがかなりのボリュームだったもので、だいぶ爽快(過言)な日々になりました。
前職のおかげで、人間嫌いがマジで加速したんですよ。業界的に独特な人が多めだったんだろうけど、良い年してわがままな人間の多さには本当に辟易したし、直属の上司が上司としての能力が皆無だったし(まあ人としても変なんですけどそもそも)。会社のデスクでわたしの向かいの上司とわたしの隣の先輩が大声で口論してるのにも慣れたもんで。普通の人間って仕事中に喧嘩せんやろ……
という感じとその他諸々でとにかく日々ストレスが溜まりに溜まっていた前職に比べて、現在、本当にストレスフリー。
完全リモートワーク続行中なので誰とも対面しなくて(通話は毎日ある、週1〜2回オンラインのミーティングもある)、でも共有や連携の仕組みがきちんとできてるから伝達不足とかのストレスもなくて、チームの人もみんな穏やかだし(むしろ自分が一番過激な人間だという気配がするので極力おとなしくしている…)、関わる人もコミュニケーションを難なく取れる人ばっかりで、マジで対人関連のストレスがほぼゼロ。業務的にも自分の特性とかなり合ってるし、残業もほぼ無し、有給もとりやすく、カレンダー通りの休日。
という環境で約10ヶ月ほどが経ち……わたしって文章を書くことでストレスを発散していたんだなと気づきました。遅ない?何年生きてるん?


Q.みなさん、自分のストレス発散方法って把握してます……?
わたしわりとずっと、自分のストレス発散方法って"睡眠"だと思ってたんですけど。かなりのロングスリーパーなので基本的に毎日睡眠時間が足りていないので、諸々整えるために休みの日に半日以上爆睡こいたり、悩みを解決するのは時間か金(極論)だと思っているのでとりあえず寝て忘れる方向に振ったりしていて、Q.あなたのストレス発散方法は? A.睡眠 だと思ってたんですよ。
まあ実際、睡眠によって多少なりとも解消されてはいるんですけど、それはおそらく"解消"であって、"発散"ではなかったんですよね。
こうやってブログを書いてる今ですが、特にストレスを感じていないので、次の文章があまりすらすらとは出てこないんですよ。ここでちょうど1,000文字を超えたくらいなんですが、結構長く書いたような気もしている。
以前までの慢性的に強いストレスを感じていたわたしは、頭の中は空き巣に入られた部屋のごとく思考が大量にとっ散らかってぐちゃぐちゃしていて、ひとつ拾い上げるとずらーっと芋蔓式に連なって出てくるような状態で、そういった状況の思考を言語化して文章の形にアウトプットすることで、整理整頓していたんだなと思います。なので一文も長いし、長い文章ができあがる。
書くネタはストレスの原因になっていることだけじゃなくて、趣味のこととか日常的なこととかトピックは様々なんですけど、とにかく言語化・文章化して頭の中をすっきりさせることがストレスの発散になるというか。
人によっては、他人と話すことで上記のような整理整頓がなされてストレス発散になる人もいるかなと思うんですけど、やっていることはわりと近いのかもですが、わたしの場合は、文章ならひとりでただ書き連ねるだけで相手がいないので、同意を得られないかわりに異論も反論もなく、他人にどう思われるかも気にならないので楽なんだと思います。根本的に独りが好きで人と関わり合うことが苦手なんでしょうね……きっとこのまま歳をとってさらに悪化して、頑固な独居老人になるんだろうな…………想像が容易すぎる…………

とまあそんなこんなではあるんですが、そもそもストレスは無くとも文章を書くことは好きなので(だからストレス発散になるんだろうし)、今現在はいたって元気でストレスもなんもないんですが、ブログ以外でも最近全然文章書けてないな〜っと思って、この記事を書き始めました。(ここまで前置きだった?)

 

さて、2022年下半期&2023年のここまでをざっくり振り返っていきたいと思います。
箇条書きで行くと、
・人生で初めて"夏フェス"に行った
・7 MEN 侍 マジで良い(祝Zeppツアー)
・オーラル以外にもバンドを開拓して色々現場に行き、結構遠征もして、クソ楽しい
・気づいたら親が別居を始めていた
Twitterのfeatherが使えなくなり、ダルい
・めちゃ久しぶりにSixTONESの現場に行った(祝ドーム)
・できれば芝居ももっと観たいけど小説とか映画とかでもインプットしたいな〜
てな感じでしたね。

 

2022年上半期もまとめてたんで、下半期以降もライブ系の現場だけまとめておきましょう。
◆7/16 神はサイコロを振らない Live Tour 2022「事象の地平線」@東京・LINE CUBE SHIBUYA
◆8/6、8/7 「サマステライブ未来少年」(7 MEN 侍)@東京・EX THEATER ROPPONGI
◆8/12 「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022」DAY4@千葉・蘇我スポーツ公園
◆8/14 アルカラ 20周年記念2マンツアー「産声」w/ THE ORAL CIGARETTES@神奈川・KT Zepp YOKOHAMA
◆8/30 Fear, and Loathing in Las Vegas「FaLiLV Shuffle Tour 2022」@東京・Zepp Haneda (TOKYO)
◆9/25 Suspended 4th「Travel The Galaxy Tour」@東京・Spotify O-Crest
◆10/2 9mm Parabellum Bullet「Walk a Tightrope Tour 2022」@東京・Zepp Haneda (TOKYO)
◆10/16 coldrain「15th ANNIVERSARY "15 × (5+U)" LIVE AT YOKOHAMA ARENA」@神奈川・横浜アリーナ
◆10/18 7 MEN 侍「7 MEN 侍 LIVE 〜侍 魂〜」@福岡・Zepp Fukuoka
◆10/19、10/20 7 MEN 侍「7 MEN 侍 LIVE 〜侍 魂〜」@大阪・Zepp Osaka Bayside
◆10/22 THE ORAL CIGARETTES「PARASITE DEJAVU 2022」DAY1 ONE MAN SHOW@埼玉・さいたまスーパーアリーナ
◆10/23 THE ORAL CIGARETTES「PARASITE DEJAVU 2022」DAY2 OMNIBUS SHOW@埼玉・さいたまスーパーアリーナ
◆11/6 「バズリズム LIVE 2022」 DAY2@神奈川・横浜アリーナ
◆11/21 The Choppers Revolution 「Bass Day Special Month チョパレボ&Bass Friends Vol.2」@東京・ビルボードライブ東京
◆11/23 「REDLINE ALL THE REVENGE」@神奈川・ぴあアリーナMM
◆12/6 Fear, and Loathing in Las VegasCocoon for the Golden Future" Release Tour 2022-2023」@千葉・柏PALOOZA
-- 2023年 --
◇1/28 Fear, and Loathing in Las VegasCocoon for the Golden Future" Release Tour 2022-2023」@福島・Hip Shot Japan
◇2/5 神はサイコロを振らない Zepp Tour 2023「雪融けを願う飛行船」@東京・Zepp Haneda (TOKYO)
◇2/20 THE ORAL CIGARETTES 2MAN VS TOUR「MORAL PANIC」w/ ROTTENGRAFFTY@神奈川・KT Zepp YOKOHAMA
◇3/10 「Cocoon for the Golden Future" Release Tour 2022-2023」FINAL ONE MAN SHOW@兵庫・神戸ワールド記念ホール
◇3/11 「MEGA VEGAS 2023」DAY1@兵庫・神戸ワールド記念ホール
◇3/23 THE ORAL CIGARETTES 2MAN VS TOUR「MORAL PANIC」w/ HEY-SMITH@東京・Zepp Haneda (TOKYO)
◇4/22 SixTONES「慣声の法則 in DOME」@東京・東京ドーム

暇なんかな。
よければ前回の上半期まとめ見ていただけたらと思いますけど、かなり増えた。そりゃまあ見たいバンド増えれば現場も増えますが……そんでチケ取れれば行きますが…………あと来週、[Alexandros]とSUPER BEAVERの対バン行きます……ドロス初なのでとてもたのしみ………
遠征も結構しましたね。福岡→大阪(ハシゴ)、郡山、神戸。さいたまスーパーアリーナも遠征にカウントしていいですか?(ダメです)
7 MEN 侍にハマった当初から(入ったのがバンドからだったので)せぶんめんZeppツアーやってよ〜!!てずっと言いまくっていたんですが、まさかこんなにも早く"""Zeppツアー"""が現実のものになるとは思ってなくて、めちゃくちゃ楽しかったなあ。福岡→大阪の弾丸3DAYS。遠征で2都市ハシゴしたのって初めてかも。
わたしは彼らについては"アイドルがアイデンティティ、バンドが武器"だと思っているので、ここ最近の彼らの、バンドとダンスのハイブリッドスタイルがめちゃくちゃ好きですね。LET'S MUSICという選曲も良かったし、サイレンのダンス→バンド展開のアレンジがすっっごい好きです。

あとはFear, and Loathing in Las Vegas略してベガスに、予想より遥かに深く長くハマり続けています。ここまでとは思ってなかった。

春先くらいに映像色々見て気になって掘っていって、8月にロッキンで初めて生で見て、その月末にワンマン初めて行ってそこでアルバムリリースとツアーが発表されて、冬にツアー2ヶ所行って3月にファイナルで遠征して、なんか1年くらいだけど濃い一瞬だったな〜って感じです。
ワンマンではこの3月のファイナルが声出し解禁だったんだけど、もちろんまだまだ制限はあって元通りとは到底言えないんだろうけど、それでも"ライブで声を出す"ことの楽しさを改めて認識できて、感慨深く、印象的なライブでした。
SHINEという曲があって、普通にめちゃくちゃ好きな曲なんだけど、これの声出しが一番沁みました。沁み過ぎて、ド新規なのに泣きながら大声で歌っていた。

youtu.beサビでオ〜〜オオッオッオ〜てなる。
みんなで歌う曲だから今日ここまで温めて持ってきた(うろ覚えのニュアンスです)みたいなことをSoくんが言っていて、それだから余計に泣いた。ド新規なのに。
これは声出し再開の流れを経て、歌や歓声から"声の持つ力"を目の当たりにして改めて感じたことなんだけど、人を衝き動かすのは"人の声"なんだろうな、と思うんです。
わたしたちは歌に心を動かされるし、(自分から言うと何様だという感じだけど)観客の歓声がステージ上の彼らの心に与えるものもきっとあるんだろうし。もっと小さな話で、ただの取るに足らない会話でも、声に出すことで相手の心に伝わる"文字面以上の何か"があるよな、と思う。
こういう再認識は、当たり前だったことを制限されて取り戻してみて初めて気づけるものだったりすると思うので、2020年から2023年を生きた人間だけが得られた特典的なものだと、ポジティブに捉えておこうと思っています。(そうでなきゃやってらんねえし)

ちなみに、いくつかの現場がそれぞれの"声出し解禁"で、それぞれに印象的なシーンがあるんだけど、2月の神サイのZepp羽田では、柳田くんが、自分たちはこんな大きい箱いっぱいのみんなの声を聞けるのが初めてだ(うろ覚えのニュアンス、再)って言ってて、そっっ、、そうか〜〜〜〜〜!そうだよな〜〜〜〜!ってなりました。2020年メジャーデビューだもんな。どことなく、観客の歓声や歌声も初々しくてちょっと探りながらみたいな感じもあって、フロアは清流のように澄んでいる気もした(大げさな比喩)。
逆に(と言うと澱んでるみたいにとれてしまう、激流のほうってことで)、オーラルのワンマン声出し解禁は、なんていうかライブハウスにあるべきピースががっちりハマったような、シンガロングがある前提で書かれた曲に生でシンガロングが合わさった時のバチバチの強度に感動しました。きっとみんなずっと声出したくて、あのパートであの歌詞を歌いたくて、喉ホカホカに温めてきたんやろな(?)みたいな。あとは横浜ではMACHINEGUN、羽田ではRed Criminal、と2020年以降にリリースされたロックチューンでやっと声出しができたわけだけど、なんか今までもずっとあったんじゃないかと錯覚しそうになるほどフロアの声がハマってて、それがなんかすごい好きでした。

 

というような感じで、仕事のボリュームをかなり落として遊び呆けているうちに時間は飛ぶように過ぎ去っていき、特に楽しくない近況といたしましては、この歳になって未だ何者でもない自分に対して未だに落胆と失望を感じたり(もう諦めなさい)、昔より他人のような程よい距離感で親と話すようになったり、自分という人間の底の浅さを他人事のように薄目で眺めたりしています。急角度で陰鬱モードに入るな。

 

役者目当てだけじゃなく芝居を観に行くようにしたいなと、これはもう長年思っているんですけどいまだに、なかなかどうにも金と時間と体力が足りていない。もちろん好きな役者が出ている良い芝居を観られたら最高なんですが、世の中には好きな役者が出ていない良い芝居もたくさんあるので……。
あんまり色々観られてないのでベストも何もなんですが、2022年下半期はPARCOの「凍える」がめちゃくちゃ良かったです。こういう芝居にもっと出会っていきたいなと思った。戯曲も翻訳も演出も美術も照明も音響も役者も、すべての部門が隅々まで良くて、これだから総合芸術が好きなんだよな、と喜びを噛み締める観劇でした。
今年の春は7 MEN 侍がなぜか全員個々に外部舞台に出ていて、それで良い芝居を観られたので嬉しさはあります。
個人的に一番好きだった芝居は今野大輝くん主演の「明るい夜に出かけて」
まさか本多劇場に立つ今野さんが観られるとは。しかもオールナイトニッポンZEROの単独パーソナリティという豪華オプション付き。演出も好みだったし、役者陣もすごく良かった。あの板橋駿谷氏はずるいよなあ。
(同じ月に、同じくラジオもので「午前0時のラジオ局」も観て、こちらもとても良かったです。福田悠太×浜中文一の芝居の応酬がたまらない……一生芝居しててほしい………)
本髙克樹くんの「ルーザーヴィル」は、ある種テニミュ的な若い座組の良さがあったし、生バンドが活きていてそれもよかった。本髙さん、元から歌上手いけどさらに上手くなってて、歌の説得力が格段にマシマシになっていたので、今後も色々ミュージカルやってほしいなあ。古典や大作も出てほしいけど、少人数のも観てみたい……石丸さち子演出とか………
佐々木大光くんのミュージカル「GYPSY」で、初めて大竹しのぶさんを生で観まして。いやもう……なんなんでしょうあの人、凄すぎる。あの身体のどこにそんなパワーを持っているのか不思議で仕方がない。歌もそうだし芝居もそうだけど、なんていうか存在自体に惹きつける力がある感じ。大光ちゃんのナンバーもすっっごく良かったです。こちらもこちらでぜひ今後ともミュージカル出てほしい。
菅田琳寧くんの「漫才ギャング」観劇はこれからなんですが、これはもう観る前から面白いのは分かりきっていてでもまだ楽しみ、と期待値がバカ高くなってしまってるんですが、それもこれもだいたいは宮下雄也氏のせいです。あと博品館が結構好きです。嶺亜さんのミュージカル「DADDY」を観られなかったのがかなり悔しい。ので、またいつか河原雅彦演出(今度は河原節なやつでも)に嶺亜さんが呼ばれることを願っています。

 

しかしまあとにもかくにもインプットの枯渇を感じており、アウトプットをするにしたってそもそもインプットが必要なので、芝居も役者にかかわらず色々観たい〜という話もそうなんですが、小説や映画からだいぶ足が遠のいてしまったので(せっかくいつでもいつのものも味わえる媒体なんだから)、積極的に取り込んでいきたいなと思ってます。
というわけで、2023年は小説を読む、映画を観る、を心掛けていく。5月に今年の目標を定めるスロースターター。